フリーランスになって感じた不安や辛い思いとは|対処法も紹介します

お金・働き方

現在フリーランスという働き方が注目され始めていますが、いざなってみると想像していなかった不安に襲われたり辛い思いをする方が多いのが現状です。

そこで今回はフリーランスで2年4ヶ月以上生き延びてきたぽん太が、よくありがちな不安やその対処法について自身の経験を交えてお話していきます。

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フリーランスは不安感や辛い思いとの闘い?

自由な働き方として今の若い方達から注目されているフリーランス。確かに働く場所や時間の自由はありますが、その分だけ不安に感じることもあるのです。

この項目では僕自身がフリーランスとして生活する中で感じたネガティブなポイントを包み隠さず暴露します。またそれぞれの対処法も合わせてご紹介していきますのでぜひご覧ください。

急にクライアントとの契約が終わるかも。。

フリーランスは基本的に個人で個人事業主や企業から仕事を受注します。webライターやwebデザイナー、プログラマー等のweb系だと在宅で仕事ができるため、かなり魅力的です。

しかしクライアントの都合(プロジェクト打ち切りや予算削減等)により急に仕事がなくなってしまうリスクもあります。

ですので仮に月50万円の収入があったとしても、「半年後も今契約している仕事ができるかな。。」「来月急に解散になったらどうしよう。。」等という不安を抱えるフリーランスが多いのです。

僕自身過去を振り返ってみますと、収入が10万円の時と今を比べても感じる不安はあまり変わっていません。ただこの不安は個人的にはなくてはならないものだと思っています。

月収50万円を達成して不安を感じなくなり、そこで収入を上げる努力を怠ってしまうと万が一仕事がなくなった時に苦労するからです。

対処法|受注時に契約期間について明確にする

意外と多くのフリーランスが仕事を受注する時に契約期間について明確にしていません。そのため「今の契約はいつまで続くのだろう?」という不安に襲われてしまうのです。

ですのでこれからフリーランスを目指す方や新規で契約を結ぶ方は、契約期間を事前に把握することをおすすめします。仮にそこで半年以上〜等と分かればその仕事を受けつつ半年間で次の仕事を探したり、自分の事業を作って◯◯万円入るようにすれば良いんだなと見通しを立てることができます。

一方契約がいつ終わるかわからない状態ですと精神的に良くなく、結果的に仕事以外のことにも身が入りません。。(僕がそうでした)フリーランスを視野に入れている方はぜひ頭の片隅にでも入れておいてください。

収入が飛んだらどうしよう。。

上記と少し被りますが、こちらはよりお金に関する不安です。例えば毎月100万円の収入が入ってくる仕事を受注できてもそれが永久に続くかは誰も保証してくれません。

そのため「今毎月入ってくるお金がなくなったらどうしよう。。」という不安が纏わりつくのです。個人で戦うフリーランスにとって(もちろんフリーランスに限りませんが)お金はなくてはならない武器のようなもの。

生活していく上で必要なのはもちろん、個人のスキルを磨いたり専門知識を身に付けるための自己投資においても必要不可欠です。だからこそお金が入ってくる流れを失うことに対して恐怖を感じてしまうのでしょう。

対処法|1つの収入源に依存しない体制を作る

収入やお金に関する不安の対処法としては、大前提として1つの収入源に頼らないことです。

これはお金に限ったことではありませんが、人間は1つしかない物に依存している状況だと心理的に苦しくなります。これは極論ですが、心から信用できる親友が1人しかいなかったり、唯一話せる女性が幼馴染の1人だけだった場合、もしその1人を失ってしまったらとんでもないショックを受けるでしょう。

実際に世界中で起こっている物騒な事件を見ても、原因が「自分に話しかけてくれる唯一の女性がバカにしてきたから〜」等というものを見かけます。それほど誰も保証してくれない1つのものに依存してしまうのは危険なので、仮に毎月100万円稼いでいても収入源は複数持つようにしましょう。

案件を抱えすぎて忙しすぎる。。

フリーランスとしてデビューし、ある程度波に乗ってくると陥りやすいのがこの案件の抱え過ぎです。会社員とは違い仕事を受注しまくって量を増やせば増やすほど収入が伸びるので、どうしても舞い込んでくる案件は受けたくなるもの。

確かに受注案件を増やすことで収入は確実に増えるのですが、朝起きてから寝るまでずっとメールやLINE、チャットワークから目が離せない状況になりかなり消耗します。。(汗)

最初の3ヶ月ぐらいは入ってくるお金が増えてモチベーションも高くなるのですが、その収入に慣れてしまうと段々精神的に苦しくなってしまい最終的には仕事が疎かになってしまうのです。

これは完全にぽん太自身の経験と感覚なのですが、1日7〜9時間ぐらいの時間で仕事を終えられるぐらいの仕事量が丁度良いかなと思います。

対処法|受注案件ごとの負荷を数値化する

案件抱えすぎ症候群の対処法としましては、受注している案件の負荷を全て数値化する方法が有効です。Aの案件は1日3時間あれば十分対応できて、Bの案件は1日2時間で対応できる等といった感じになります。

フリーランスとして仕事を受注する場合は案件の単価ももちろん重要ですが、それ以上にどれぐらいの時間で対応できるのかが大切です。例え月単価が50万円の案件を受注できても、1日10時間対応しなくてはいけない場合だとかなり消耗します。

これが複数の案件を抱える場合だと、1日13時間14時間も稼働しないと仕事が終わらないなんて状況に陥ってしまうのです。ですので案件を受注する際は単価以上にどれくらいの時間リソースが必要なのかを算出するようにしましょう。

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フリーランスが不安を乗り越えるためにはSNS!

フリーランスはいくら収入が安定してきても何かしらの不安が消えないもの。

そこでどう不安と付き合っていくのかが人生の幸福度や収入に大きく関わってくるのですが、ここではぽん太の経験や周りのフリーランス仲間の経験から有効だった方法を2つご紹介します。

Twitter(ツイッター)

フリーランスとして活動していくならTwitterはやったほうが良いというよりもやらないと生きていけないレベルで重要です。

先にTwitterの有用性をざっとまとめますと、

  • フリーランス仲間ができて心強い
  • 今どのようなスキルの需要があるのかを把握しやすい
  • 仕事がなくなった時にTwitterで案件が獲得できるケースがある
  • 思わぬ高単価でヘッドハンティングを受けることも
  • 実績が出てくると高単価のコンサルティングが可能になる

などになります。そしてご存知のようにTwitterは無料で利用することが可能です。

そんな便利なTwitterですが、利用する上で注意点があります。共感してくれる仲間や尊敬できる先輩方が多く存在するため、どっぷりハマってしまい気づけば1日3時間以上触ってしまうなんてことが良くあるのです。

おすすめの使い方としては、仕事の合間に休憩として15分Twitterを覗いてみたり、仕事をする中で何か発見があったりみんなに共有したいことが閃いたらツイートするなどマイルールを決めることです。

上手く付き合うことができればあなたのフリーランスライフがより充実した素晴らしいものになりますので、ぜひ挑戦してみてください。

YouTube(ユーチューブ)

これは少しハードルが高いですが、YouTubeもフリーランスとして生きていく上で強力な味方になってくれます。

YouTubeを導入する主なメリットは

  • コンテンツがウケるとそれ自体でマネタイズができる
  • これから5Gが普及されて動画市場が伸びる(波に乗れる)
  • 頭の中を整理して話す力がつく(営業力や自己PR力アップ)
  • 動画をキッカケに案件を受注できることも

などがメインです。

顔出しに抵抗がある方でもスライド式でトークをメインにしたり、キャラクター(vtuber等)を利用して動画を撮影することもできます。

外注を利用しない場合は「撮影」「編集」「アップ」を全て自分でやらなくてはいけませんが、それはそれで市場価値の高いスキルを身につけられるのでむしろメリットです。

もし時間的リソースに余裕がある方はYouTube進出も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

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フリーランスは不安を上手く利用すべし

今回はフリーランスの不安についてお話させて頂きました。結論としては独立した瞬間から不安は常に横に寄り添っているようなものですので、これから長く付きそう人生のパートナーとして捉え上手く利用することが大切です。

起きる時間からご飯の時間、就寝の時間まで全てを自分で決めるフリーランスだからこそ、不安要素がなければ生活が成り立たないという見方もできます。僕自身はフリーランスとして独立して大正解だと思っていますので、ぜひこれから検討している方のご参考になりましたら幸いです。

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