フリーランスの生活は楽?フリーランス歴2年4ヶ月が現実を紹介

お金・働き方

ここ数年でフリーランスという働き方は注目され、2018年ではついに日本のフリーランス人口が1,000万人を超えました。

そんな現在、将来はフリーランスとして働いていこうと考えている方も多いことでしょう。

そこで今回はフリーランス歴2年4ヶ月のぽん太がフリーランスとしての生活をざっくばらんにお話し、向いているタイプとそうでないタイプについてご紹介します。

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フリーランスの生活は難しい

今では好きな場所である程度好きな時間に活動し月収40〜60万円を稼ぐことができていますが、ここに至るまでは様々な苦労と困難がありました。

僕個人の意見ではフリーランスという働き方には大賛成で、これから社会に出る若い方達にもぜひ挑戦して欲しいなと思います。ただフリーランスの生活=楽という訳ではなく、むしろ難しいということを最初にお伝えさせてください。

その1|序盤は仕事と収入が少ない

僕がフリーランスとして活動を始めた頃は何のスキルもなく、ただ自分で働き方を決めるんだという強い気持ちがあるだけでした(汗)当初はプログラミングスキルを身に付けて月収50万円を稼いでやろうとしていましたが、貯金残高が10万円を切っていたので断念。。

そこでまずは参入障壁が低いwebライターから始めることにしました。しかしクラウドワークスでライティング案件こそたくさんあるものの、実績がゼロのため高単価案件は受注できず文字単価1円の案件からスタートです。

特にライティングスキルやプログラミングスキル、実績がない場合は受注できる仕事が多くなく収入も少なくなりがちだということを覚えておきましょう。

その2|自己管理ができないと生活が狂う

フリーランスとしての生活を始めると

  • 起きる時間
  • 寝る時間
  • ご飯を食べる時間
  • 休憩を取る時間

などを全て自分で決めることになります。確かに好きな時間に起きて好きな時間にご飯を食べ、好きな時間に寝ることができる自由はありますが、逆に自己管理ができないと生活が見事に荒れるのです。

例えば高単価案件を受注できた時はやればやるだけお金になるので(時給4000円とかも可能です)つい24時を回っても作業してしまったりします。そうすると確かにお金はそこそこ稼げるのですが、生活が不健康になり必ず体か精神に不調が来ます。

ですので日々自分をコントロールして規則正しい生活ができない方は

体(精神)を壊してしまう→仕事ができない→収入が下がる

という悪循環にハマってしまうのです。。

その3|個人スキルを売り続けるのは限界がある

最近SNSを見ていると「フリーランスに転身して月収200万円を目指します!」と高らかに宣言をする若者がいます。目標が高いことは素晴らしいですが、フリーランスとして月収200万円を目指すのであれば「業種」「先人の前例」をしっかり分析しなくてはいけません。

基本的にフリーランスは個人のスキルと時間をお金に変えていますので、大きく稼ごうと思ったら圧倒的なスキルを身に付け単価を上げるか、バブリーな業種・市場に参入することが前提です。

僕の場合は今も月収100万円を目指して日々活動していますが、1日10時間稼働で30日間ずっと仕事をしても70万円を超えるのがやっとでした。(もちろん翌月はしっかり風邪を引き3日間ダウンです)

ですので、フリーランスで月収200万円は素晴らしいですし夢がありますが、自分のスキルを売るだけでは限界がありますのでレバレッジが効くコンサルを視野に入れたり、組織化して分業するなどが求められます。

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フリーランスの生活が合う人・合わない人

ここではフリーランスとしての生活が合う人、合わない人について僕の経験を元にお話していきます。

フリーランスが合う人

まず初めにフリーランスとしての生活が合っている人のタイプから見ていきましょう。

自己コントロールが得意・好きな人

これは「毎日会社や他人が決めた通りの生活なんてやだ!」「自分のことは自分でコントロールする方が好き!」というタイプです。もしあなたが自己コントロールが得意な場合、フリーランスはかなり理想的な働き方になります。

基本的にフリーランスはweb上で完結する仕事が多くなっていますので、「出勤時間」「退勤時間」などがありません。そのため会社への往復で1時間掛かるとすると1ヶ月で22時間の計算になります。

仕事場がほとんどを家やカフェでもダラダラせず、きっちり活動できればそれだけ時間の無駄がなくなり自己投資に回せるのです。またクライアントとの信頼関係ができてくると休日を自由に決めることもできます。

ダラダラしたいわけではなく自分で生活リズムを決めて仕事がしたい、そんな方はフリーランスが合っているかもしれません。

向上心が強く日々自己投資ができる人

会社員として仕事をしていると、単純な労働による疲労よりも上司や同僚との付き合いやプレッシャーによる精神的疲労が大きいです。そのため仕事から自宅へ帰ってきてもなかなか乗り気にならずスキルアップやキャリア形成の勉強ができません。。

一方フリーランスになるとそこのストレスがなくなるため、会社員時代に比べて自己投資に使える時間が必ず増えます。その時間をしっかり有効に活用できるか、それともスマホのアプリゲームや漫画に使ってしまうかが命取りになりますので、向上心が強く日々コツコツと学習ができる方はフリーランスが向いています。

リスクを背負ってでも自由が欲しい人

フリーランスになると会社が守ってくれなくなるため、当然それなりのリスクは生じます。よく言われるのが「収入の安定」「家のローンや賃貸契約が難しくなる」などです。

ただ今の時代会社員でも収入の安定は完全に保証されておらず、その上でローンを組むのは非常にリスキーですが。。

ですのでここでお伝えしたいのは会社という組織の中で戦わず、ある程度のリスクを背負って個人として最前線で奮闘してでも働き方の自由が欲しい!という方はフリーランスが合っているかもということです。

当然有給や福利厚生もありませんので、頼れるのは基本的に自分のみ。僕個人的にはその方がサバイバル感があり「生きている!」という実感を味わえるので恐らくフリーランスが向いていたのでしょう(笑)

フリーランスが合わない人

ここではフリーランスとしての生活が合わない人、僕の経験上向いていないと思われる人について見ていきます。

自己管理が全くできない人

先程も触れましたが、自己管理が全くできない人はフリーランスに向いていない可能性が高いです。(一度地獄を見てそこから心機一転という考え方もありですが。。)

会社が出勤時間や退勤時間、仕事の区切りなどを決めてくれない代わりに全部を自分で決めるというのは、自由と同時に責任や負荷が生じます。

「今日は気分が乗らないから昼まで寝よう」「観たい映画があるから明日は15時で切り上げよう」ということが実際にできてしまうのです。もちろんクライアントと信頼関係が構築できており、仕事をしっかりコントロールできていれば問題ないのですが、そうでない時に怠け癖のようなものが付いてしまうとかなり危険です。

徐々に時間にルーズになったり、気分でしか仕事をしなくなり、終いには仕事をしないニートへ。。ということも考えられます。試しに休日を使って、どれだけ自分で決めた予定通りに1日を過ごすことが難しいかを体感してみると良いかも知れません。

スキルアップのために自己投資ができない人

フリーランスの世界では個々のスキルや実績が収入に直結してきます。そのため常にクライアントや市場が欲するスキルを磨き、より素晴らしい実績を生み出すための自己投資が不可欠です。

ここで言う自己投資とは

  • 今の仕事に関わるスキル(ライティング術など)の書籍を読む
  • 興味があるセミナーへ参加してみる
  • オンラインサロンへ参加してみる

など様々ですが、基本的に「自分磨き」ができるものになります。モテ術とかでも立派な自己投資です。

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フリーランスの生活は最高!ぽん太はおすすめです

今回は全体的に暗めの記事になってしまいましたが、僕はフリーランスとしての生活がとても大好きで気に入っています。

クライアントは素敵な方達に恵まれ楽しく仕事ができ、家族との時間もたっぷり取ることができています。ですのでぜひフリーランスに興味がある方は今回の記事をご参考頂き、理想のライフスタイルを手にして頂けましたら幸いです。

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