フリーランスのメリット・デメリットを大暴露|フリーランス歴2年3ヶ月

お金・働き方

今日本でも注目され始めた新しい働き方、フリーランス。会社に所属せず法人設立もしないで個人で仕事を受注する個人事業主を表します。

良くSNSでは「フリーランスとして独立したら月収が倍になった!」「通勤の必要がなくなり家族との時間が増えた!」などのポジティブなメッセージを見かけます。確かにスキルがあり仕事を受注できる人脈や環境があれば独立初月からそのようなことが実現可能です。

しかしフリーランスにはそのようなメリットだけでなく当然それ相応のデメリットもありますので、今回はフリーランス歴2年3ヶ月のぽん太がざっくばらんにお話していきます。

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フリーランスのメリットとは

ここではフリーランスとして活動しているぽん太が実体験を元にしたフリーランスのメリットをご紹介していきます。お伝えする金額や期間はリアルのものをそのまま出していますので、ぜひご参考頂けましたら幸いです。

メリット1|働く場所と時間の自由

恐らくフリーランスを目指す方の半分はこの「働く場所と時間の自由」を手に入れようと独立の道を選んでいます。僕自身もこれが一番の理由でして、

  • 毎日決まった時間に起きて働いて寝るなんて嫌だ!
  • 服装や身だしなみを整えて会社まで出勤するなんて面倒くさい!
  • 好きな時間に思いっきり好きな仕事をしたい!

など今思えば非常にわがままでした、、

しかし素人ながらもがむしゃらに突っ走ってきた結果、今ではある程度は好きな時間に起きて好きな場所で働くことができています。現在は大体1日5〜6時間ほど働いて月収56万円で落ち着きました。

物価が安い東南アジアを拠点にしていますので、僕と妻、生後4ヶ月(2019年3月時点)の息子を合わせても毎月の出費は11万円ほどです。このように自分に有利な場所で働けるというのは魅力的なメリットになっています。

メリット2|高収入も狙える

エンジニア界隈ではよく聞く話なのですが、「フリーランスとして独立したら収入が倍以上になった!」というのは本当に起こりうる実例です。(たまに盛っている方も見受けられますが)

もちろん開発経験ゼロの方がいきなりエンジニア系フリーランスとして独立し、すぐにそうなれるかと言ったらかなり厳しいです。が、会社員の時は仕事で成果を出してもお勤め先の会社の実績になる一方で、フリーランスの場合はあなた自身の実績になります。

はっきり言ってしまえば最初のゼロから1つずつ積み上げていく過程は楽なものではありませんが、ある程度のスキルや実績が溜まってくると想像もしていなかった収入に手が届くようになるのです。

僕自身偉大な先輩方のように成功しているわけではないのですが、3年で月50万円という目標を2年ちょっとで達成することができました。(2年の内4ヶ月ほど完全停止していました、、)

ですので仕事を通してどんどんスキルや実績を身に付けていき、もっとレベルの高い仕事ができるようになると驚異的なスピードで収入を上げることが可能です。市場価値の高いスキルを習得すれば2〜3年で月収100万円も十分狙えるラインですので、ぜひフリーランスとして活動される方は挑戦してくださいね!

(僕もがんばります、、)

メリット3|様々なスキルを身につけられる

会社員として勤め上げていると大半の仕事はルーティーン化されているため、日々新しいスキルや技術を仕事から学んだり身に付けるのは難しいです。

一方フリーランスとして活動しているとクライアントからの新しい依頼だったり、今後の可能性を広がるために必然的に学習しなくてはいけません。学習過程はすぐ収入に繋がらずじれったい思いをするかも知れませんが、一度身に付けたスキルや知識はその後ずっと自分を助けてくれます。

このように仕事に縛られずあらゆるスキルや知識を身に付けられるのはフリーランスの大きなメリットです。

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フリーランスのデメリットとは

ここまではフリーランスのメリットについて僕の実務を踏まえてお話させて頂きましたが、この項目ではデメリットについてお話していきます。

人によってはたった1つのデメリットが致命的になることもありますので、ぜひご参考頂けましたら幸いです。

デメリット1|安定感に欠ける

独立して仕事をする以上やはり安定感は気になる問題です。今の御時世ですと大手企業にお勤めでも数年後はリストラされてしまうという危険性がありますので、フリーランスに限ったデメリットではないのですが敢えて取り上げました。

これは仕事のカテゴリーでも大きく変わってくるのですが、今回はwebライティング、SEO対策、webマーケティングなどの観点から見ていきます。

僕のある友達はwebライティング一本で生計を立ているフリーランスです。スタート当初はクラウドワークスで文字単価1円の案件をがむしゃらにこなしていましたが、

  • 案件依頼主の都合で急遽打ち切り
  • メディア閉鎖に伴い案件終了

ということが実際にあったと聞きました。

立ち上げたばかりのメディアやトレンドに大きく影響を受けてしまうメディアの場合ですとどうしても収益が安定しづらいため、継続的に仕事をするのは少し難しいとのことです。

またwebマーケティングで仕事を受注している場合でも、プロジェクトのキャッシュフローが悪くなってしまったり何かのトラブルでプロジェクト自体が打ち切りになってしまう可能性すらあります。

一度実績とスキルを積み上げてしまえば新規受注も簡単になったり、より高単価の仕事を受けられるようになりますが、どうしてもフリーランス初期は不安定さが目立ちます。ですので何の用意もなしでいきなり会社を辞めてフリーランスになるよりは、会社に勤めつつ着々とスキルを身に着けて仕事も少しづつ経験していき、いけると確信が持ててから独立する形が割と安定です。

デメリット2|自己管理ができないと厳しい

多くのフリーランスが難点としているのがこの自己管理です。特にweb系でフリーランスになる方は大半が出勤の必要がなく自宅だったりカフェを利用して仕事をしています。

そうなると朝起きる時間から食事の時間、就寝する時間まで全てを自分で管理しコントロールしなくてはいけないのです。フリーランスに憧れていたころは時間の自由に魅力を感じていたのですが、いざなってみると自分を管理する難しさを痛感します。。

しっかり毎日のスケジューリングと習慣が確立できるまでは寝不足(逆に寝すぎ)や運動不足により体調を崩してしまうことも大いにあります。ですので意志が弱い方や自分を甘やかしてしまいがちな方はかなり苦労するかもしれません。。

デメリット3|学習意欲がないと収入アップが難しい

フリーランスになるとある意味収入を自分でコントロールできるようになるのですが、その大前提として学習意欲が必要です。いかにクライアントの要求を満たすことができるのか、いかに市場価値の高いスキルを身に付けられるかがあなたの収入をいくらでも大きくしてくれます。

つまり裏を返すと、自己投資やスキルを磨くための学習ができない方にとってはフリーランスという生き方は少し厳しいです。毎日1時間でも継続的にコツコツ学べる方はフリーランスとしての生き方が相性良いかもしれません。

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フリーランスのメリット・デメリットは人それぞれ

今回はフリーランスのメリット・デメリットをフリーランス歴2年3ヶ月の立場から解説してみました。ざっくりまとめますと、

  • 自己管理ができて学習にポジティブ
  • 個人の実績として正当に評価を受けたい
  • 時間と場所に縛られるのが本当に嫌

このような方はフリーランスとしての生き方を検討してみると良いかも知れません。僕自身の意見としましては努力をする度に収入が上がりそこそこの自由も手に入るフリーランスがとても気に入っています。

これからの働き方をどうしようか悩んでいる方はぜひ今回の記事が少しでもご参考になりましたら幸いです。

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